脊椎の痛み

カイロプラクティック

4-2 腰部捻挫

​・競技中に発症したり、日常生活でも中腰で物をもったりするときによく起こる損傷です。

本来の基礎的状態、例えば姿勢が悪い、動作の姿勢が悪い、下肢のアライメント不良等があるところに様々な外力や自分の筋力が加わり損傷を起こすものが多く、骨や神経のものを除けば大きく①関節性②靭帯性③筋肉性に分けられます。

【当院の対応】

・問診や運動検査で痛めている部位を特定していきます。

・患部に痛みを緩和し、再生を早める物理療法を行います。

・必要に応じて、テーピング、コルセット等で支える筋肉をサポートします。

・不良姿勢や形態異常の原因、あるいは結果として硬くなっている筋肉を緩め患部のストレス軽減を計ります。

​・全身のコンディショニングを行い、体幹を安定させ動きの協調性を引き出します。

 

4-3 腰椎分離症

​・10代前半のスポーツを活発に行っている青少年に多く、初めは運動時腰の痛みが現れます。普段は何ともないことが多いので、運動を続けていくことも可能な程度です。背中を反らす動作で腰痛が増すのが特徴で、前かがみを制限されることも多いです。背中をそらす動作やジャンプからの着地のような動作が繰り返されることにより腰椎の構造上弱くなっている部分にひび(疲労骨折)は入ってきます。

【当院の対応】

・本症の疑いのある場合は連携する整形外科の病院を紹介し、受信をお勧めします。

・レントゲン検査やCT検査などの後お医者さんの許可が得られれば当院にて治療を開始します。

*「初期の場合」はひびが治る可能性がありますので、原因となったスポーツ運動を休止しコルセット等で腰を固定し「ひび」の部分に力がかからないようにします。又、骨がつきやすくなる物理療法を行います。

*「時間が経過し骨が再びつくことが期待できない場合」は、痛みコントロールが治療の目標となり、痛みを和らげる物理療法や全身状態コンディショニングを行います。

​・痛みが出にくい動き方や姿勢の指導、日常のケアを指導します。

 

骨盤・股下・大腿部の痛み

フィジオセラピー

4-4 仙腸関節障害

・本症は背骨ではなく、骨盤の後ろ側周辺に痛みを感じ「腰の痛み」と訴えて来られる方が多いようです。

・女性アスリートに多く、サイドステップや片足に荷重するときに大きな力が加わりその繰り返しにより発生するので、サッカーやソフトボールなどの種目で多く見られます。

休息によって一旦治っても競技も再開すると再発することが多いです。

【当院の対応】

・仙腸関節への圧痛を調べたり、各種運動検査により痛めている部分を特定していきます。

・損傷部位に痛みを和らげる物理療法を行います。

・必要に応じて骨盤ベルト、コルセットを処方します。

​・股関節や脊柱の可動性を高めるストレッチや仙腸関節の安定性を高める体幹深部筋のトレーニング指導を行います。

 

5-1 大腿部肉離れ

①大腿四頭筋(大腿部前側)では大腿直筋と中間広筋、ハムストリングス(大腿部後面)では、筋腱移行部(上1/3部)が損傷しやすく

②適切にウォーミングアップされず、柔軟になっていない時に突然力強く収縮したり、伸ばされた場合に発生します。

症状としては軽いものだと腫れはあまり目立たず、1~2cm程度の範囲が押すと痛いといったものから、重度のものは筋肉を触ると断裂がはっきり分かるものもある。24時間~48時間で皮下出血が著明に現れ、長時間の治療を要する。

【当院の対応】

・まずは応急処置であるRICE処置を行います。内出血を最小限にすることが初期処置として大事な事です。

・患部に痛みを和らげて、壊れた細胞の修復、再生を促す物理療法を行います。

・周囲の筋肉の緊張をとる為に物理療法や手技療法を行います。

・テーピングや包帯等で患部の安静・圧迫・保護を行います。

・腫れが消退してきたから、局所の血液循環を促進させ内出血の吸収を早めるとともに、筋肉の緊張を取ります。

​・症状の緩和に伴い、軽いストレッチからはじめ、筋力トレーニングを徐々に行い運動復帰へのリハビリテーション指導をします。

 

5-2 鼠径部痛症候群(グロインペイン)

・体幹から股関筋周辺の拘縮や筋力低下や不自然な使い方によって

①可動性(筋や関節の柔軟性)

②安定性(骨盤を支える筋肉)

③協調性(体幹と下肢の動きが効果的に連動すること)

の3つの機能が低下し痛みが出るものをいいます。

要因として足首の捻挫、下肢の打撲や肉離れ、腰痛などがありながら無理をしてプレーを続けることにより、体幹から股関節周辺の機能障害が生じることや片足で立ってキックをするサッカーの動作そのものがあげられる。

【当院の対応】

・痛みを発している部位に痛みを和らげる物理療法を行います。また機能障害を引き起こしている部位に対して手技療法や物理療法を行い筋肉の硬さなどを取って正常な動きを取り戻します。

・可動性、安定性、協調性の問題を評価した上で、それを修正する為にマッサージや筋力訓練、協調運動の訓練を行います。

​・要因となっているもの(足首の捻挫など)の治療とリハビリも行い予防を指導していきます。

 

5-3 股関節インピジメント

・サッカーやアイスホッケー、新体操など活動性が高く、股関節を過度に屈折を繰り返すスポーツでは大腿骨頚部と臼蓋が衝突(インピジメント)し、股手関節の安定を保つ上で重要な働きをする関節唇が損傷したり骨や軟骨にも変化が及んでいきます。

しゃがんだり、あぐらをかくような姿勢で痛みを感じれるようになった時にはこの障害である可能性があります。

【当院の対応】

・損傷した部位に除痛と治療を促す物理療法を行います。

・股関節周囲筋の緊張をとるため物理療法を行います。

​・外転筋(股関節)を中心とした筋力トレーニングの指導を行います。